2024.07.16更新
先日、仕事絡みで久しぶりに神戸に行ってきました。
大学時代はお金も持たずに、フラフラと遊びに行ってました。今回は三宮駅からハーバーランド近くまでのんびりと歩いてみました。建物などはあまり変わってないのですが、お店はほとんどが変わっていました。企業の平均寿命は約30年と言われますが、これは競争の激しい都心ほど当てはまるのだと改めて思いました。
神戸市(149 万人)はこの 10 年で 5 万人ほどの人口減です。今では福岡市にも抜かれました。原因は、観光(景観)との両立を図ったためとの事ですが、その観光が実は伸びていません。私は神戸の観光スポットでは近隣の京都や奈良とは競争出来ないと思っていますので、中途半端な観光強化などはやめて、住みやすい都市造りを目指したほうが良いのでは?と思いました。
仕事の報酬は何ですか?
こう聞かれたら、皆様どう答えるでしょうか?
まぁ、普通はお金ですよね。もしくは「ありがとう」という感謝の言葉かなと思います。これに関して、滋賀ダイハツの後藤社長は、「報酬は突き詰めると次の仕事だ」と仰っていました。
つまり、自分の仕事が褒められて、感謝されたら「次も、あんたに頼むわ!」「知り合いを紹介するよ」といった具合に次の仕事をいただけるというわけです。
言われれば当たり前のことかもしれませんが、ご紹介をいただけるというのは本当にありがたいことですよね。マーケティング費用はかかりませんし、そこで頑張ればまた次の紹介の輪が広がっていく可能性もあります。
そういえば、先日高級外車を購入された社長が、ものすごく遠方の店舗に頼んでいました。訳を聞くと、そこのスタッフの対応の素晴らしさが全国一との評判なのだそうです。なので、地元の店舗は使わず、あえて遠方を使うとの事でした。
ちなみに地元の店舗評判は、Googleで見る限り最悪でした。接客や事故時の対応などは日頃の心掛け次第でしょうから、何とももったいない話だと思いました。
翻って、私はこれまで皆様から本当にたくさんのご紹介をいただいて参りました。改めて深く感謝申し上げます。そして、私個人もですが、今担当させていただいているスタッフ一人一人がご紹介をいただけるよう、今後も努力研鑽して参ります。
時には思い切り泣く
大人になると泣くということが非常に減ります。というか、特に男性にとって「泣く」という事は恥ずかしいことで、我慢しなければならないと思っている方が多いのではないでしょうか?
しかし、精神科の先生に聞いたのですが、泣くというのはとても大切な行為で、実は笑うよりも幸福物質と言われるセロトニンが大量に分泌されるのだそうです。つまり、泣くことで、嫌な思いや緊張が涙と一緒に洗い流されるというわけです。
それを聞いてから、最近は泣けるドラマをよく見るようにしています(笑) 国際間の遺体搬送を行う、「エンジェルフライト」というドラマがありますが、これはバスタオルがいる位泣きました。しかし、なるほど泣いた後は驚くほどすっきりして、何故か前向きな気持ちになれました。
皆様も経営していれば嫌なこと、辛いこともたくさんあると思います。そんな時は、もっと悲しいものを見て、思いっきり泣いてストレスを発散するのも1つの方法かもしれませんよ。
2024.07.01更新
新聞報道によると、東京の堀正工業というベアリング商社が破産しました。100年近く続く老舗だったそうです。
破産自体は仕方のないことですが、20年前から粉飾決算を繰り返し、金融機関から融資を受けてきて逮捕されたとのこと。そして、粉飾行為をアドバイスした税理士(74歳)も逮捕されました。
税理士が粉飾加担で金融機関から損害賠償請求されたのは過去にもありましたが、逮捕となると記憶にないです。
この粉飾、過去には当たり前のように行われていたフシがあります。金融機関から「ランク下がらないように何とかしてください」と暗に数値の改ざんをお願いされた事例もあるとか…。
しかし、今はコンプラ違反は絶対に御法度。
大昔の感覚で仕事してはいけないということでしょう。
ついでに言うと、この会社は借り入れたお金を高級外車や高級ブランド品など私的に流用していた容疑もかけられています。経営者は普段から自制しておくことも大事ですね。
くれぐれもご注意ください。
PROFILE
Takuma Suga
代表社員税理士
菅 拓摩
はじめまして 福岡から長崎までわりと広域に活動している税理士です。 社員300名いますが、経営者としても、税理士としても修行中です。