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「褒めて伸ばす」は本当によいのか?

2023.01.16更新

私は朝ドラが好きでして、今回の「舞いあがれ!」も楽しみに見ています。パイロットを目指する女性の物語で、今は航空会社で訓練している姿が描かれています。

一際目を引くのが、険しい顔をした吉川晃司演じる大河内教官です。教官と聞いて風間杜夫(スチュワーデス物語)を思い出すのは私だけではないと思いますが、吉川晃司のそれは風間杜夫より遥かに無愛想で、見るからに怖いです。

とにかくこの大河内教官、まるで笑いません。そして生徒をほとんど褒めません。

しかし思うのです。だからこそ彼が褒める言葉には重みがあると。

経営の本、特にコーチングの本には「褒めて伸ばす」的なことは山ほど書かれています。しかし、必要もないのに褒める回数を増やすのはいかがなものでしょう?

スタッフは経営者が思うより遥かに敏感です。わざとらしく褒めても、「なんだよ、急にご機嫌取りかよ!」と冷めた目で見られるのがオチです。

名経営者と呼ばれた方は、なるほど褒め上手な方が多いですが、褒めてばかりだとは誰も書いていません。むしろ、「怖くて怖くて仕方なかった」「普段は優しいけど、仕事では鬼だった」と評される事が多いです。だからこそ、たまに褒められると嬉しいですし、深く印象に残るのだと思います。

「褒める」の安売りにはご注意です!

新しいことを1つで良いから取り入れる

2023.01.05更新

新年あけましておめでとうございます。
今年 4 月で 50 歳になります。感覚的には、ついこの間(27歳)まで大学院にいたのに、そこから先はあっという間です!
もう若くはないですが、体力の低下は感じませんので、今年も可能な限り動きまわりたいと思います。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

新しい事を1つで良いから取り入れる

 年の初めで、今年は〇〇しよう!と目標を立てている方も多いと思います。かくいう私も色々な目標を立てていまして、仕事の面では新しいサービス開発に複数チャレンジする所存です。
 新しい事…というと、おそらくスタッフは迷惑に感じていると思いますが、組織は毎年同じ事をやっていると徐々に弱っていきます。「同じ事をしてれば良いんだ…」という雰囲気がジワジワ広がり、社長もどこか諦め気味。そして何かのキッカケでガクンと業績が落ちるのを何度も見てきました。
 そこから這い上がるのは大変な労力が必要ですし、最悪そのまま退場になることもあります。そうならないよう、毎年新しい要素を取り入れて、組織に刺激を与え、活性化する事が大切です。新しい事にチャレンジする事、変化を常態化する事で自分もスタッフも鍛えられ、組織として強くなり、結果として経営は安定します。

経営はブランドが全て

 年末年始にバーゲンに行く方も多いと思いますが、皆様は例えば洋服ならどのブランドがお好きですか?車は?鞄は?時計は?きっとご贔屓のブランドがあると思います。でもどうしてそのブランドが好きなのでしょうか?
・デザインが良い
・機能が優れている
・担当者と仲が良い
・それを身につけている自分が好き
等々、きっと色々な理由がある事でしょう。

 それら様々な要因が重なって、「このブランドを買っておけば満足する可能性が高い」要は購入後の満足度を信頼しているのだと思います。
この信頼感こそがブランドなわけです。これは何もエルメスなどの超有名な企業に限りません。皆様の企業にもそれぞれブランドがあります。
・あの会社に頼めば仕事が速い
・納期が間違いない
・提案にキレがある
・治療が痛くない
・担当者の対応が素晴らしい
などなど、経営はある意味このブランドを磨き続ける事だと言えるかもしれません。
 弊社の場合ですと、クイックレスポンス 1 時間でも早く返答することを最も大事にしています。もし弊社担当者のレスポンスが悪いと感じられたら、各支社長や私までご一報いただければ大変ありがたいと思う次第です。
 逆に、ブランドが一度毀損すると取り戻すには大変な時間がかかります。悪い噂ほど速く、大きく広まりますし、偽装、法律違反、〇〇ハラスメントなどに対する世間の目は、10 年前とは比べ物にならないほど厳しくなっています。ネットの評価で売上が大きく左右されたりもします。

自社のブランドを守り、さらに磨きをかけるのは本当に大変ですが、今年も頑張っていきましょう!