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社風は教育と習育で作る

2023.12.01更新

スタッフ教育で悩んでいる方は、とっても多いと思います。

先日、19年連続で増収増益を果たした元トリンプジャパンの吉越浩一郎さんとお話しする機会がありました。吉越氏は、
「スタッフ教育には、教育と習育の2段階がある」
とおっしゃっていました。マニュアルに沿って基本的なことを教えるのが教育。しかし、そこから先は自ら習う姿勢を植え付けるのがとても大事だということです。

結婚式で有名なアイ・ケイ・ケイの金子 和斗志社長は、有望な社員は自分のカバン持ちにさせ、自らの考え方や仕事の仕方を目の前で見せるそうです。そこで習った方が幹部になっているのだとか。

私もこの手法はよく使っていまして、2〜3年目のある程度育ったスタッフと一緒にお客様を訪問し、目の前で仕事を見せています。行き帰りの車内では考え方について議論します。

すると、1年も経つとどこかしら私に似てきます。漫才の師匠と弟子のような感じです。こういったスタッフが記憶する限り20人ほどおりまして、彼らが社風を作っているのだと感じます。

全てをマニュアルに書き出す事は可能です。しかし、ハンバーガーショップで「床に落ちたパテは廃棄します」などと書いていたらキリがありません。

会社にとって大事にしたいことは、経営トップや幹部クラスが直接教え、考えさせるのが1番手っ取り早いと思う次第です。