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2024年6月施行 診療報酬改定の影響とポイント

2024.03.04更新

こんにちは。
福岡・佐賀・長崎の税理士法人グループ アップパートナーズです。

 

1.はじめに

2024年度診療報酬改定は本体部分がプラス0.88%と発表されました。診療報酬本体は2008年度以降、9回連続プラス改定となります。なお、薬価はマイナス1%の改定となっています。



 

2.概要

まず、診療報酬改定の概要について説明します。

①基本的な改定分  +0.46%
各科改定率 医科 +0.52%
      歯科 +0.57% 
      調剤 +0.16%
40歳未満の勤務医師、勤務歯科医師、薬局の勤務薬剤師、事務員、歯科技工所等で従事する者の賃上げに資する措置分(+0.28程度)は0.46%に含む。

②看護師、病院薬剤師その他医療関係職種(①を除く)について、継続的な給与アップの対応分 +0.61%

③入院時の食費基準額の引き上げ(1食当たり30円)の対応分 +0.06%

④生活習慣病を中心とした管理料、処方箋料等の再編等の効率化・適正化分 ▲0.25%

このように、オレンジ下線部分の数字の合計が+0.88%となっています。しかし、賃上げ措置分とベースアップ対応分を考えると、実質マイナス改定になっております。
また、従来の診療報酬改定は4月1日より施行となっていましたが、2024年度の改定は2ヶ月後ろ倒しとなる6月1日からの施行となります。背景には告知から施行までの期間に余裕を持たせることで改定内容の周知、システムのスムーズな移行が期待されています。


 

3.薬価のマイナス改定

次に薬価のマイナス改定についてです。薬価は全体で▲0.97%、材料価格は全体で▲0.02%の価格引き下げとなります。この改定は2024年4月1日より施行となります。(材料価格は2024年6月1日施行
深刻な薬不足が続いているなか、この下落により、医療費1200億円を削減できるそうです。

 
今回の診療報酬改定で柱となっている働き方改革、医療DX等を推進していく必要があると感じます。お困りの際は弊社へご相談ください。


Sakura Kurokawa

税理士法人アップパートナーズ
佐世保オフィス

2024年6月施行 診療報酬改定の影響とポイント