| 補助金名 | ものづくり補助金 | 
| 受給額 | 1,000万円 | 
| 業 種 | 製造業 | 
| 従業員 | 60人 | 
課題PROBLEM
現状は曲げ工程がボトルネックとなっており、この部分の増産・高精度化が実現出来れば工場全体のスループットが向上し、顧客が要求する増産・短納期にも対応できるようになります。自社独自のノウハウをロボットに移植できれば、熟練工不足の解消だけではなく、無人化による24時間生産体制で増産も可能です。またヒューマンエラーによる不良の削減や急な受注分の吸収、さらには将来的な海外展開においても現地教育の負担軽減が期待できます。
取り組みINITIATIVE
デュアルサーボドライブベンダーとベンディングロボットの導入、IoT等のネットワーク生産設備の需要が拡大市場であり、短納期・低コスト・環境に配慮した需要が求められています。想定を超える増量に対し機会損失をなくすために、ロボットと曲げ機械が連携した自動化新設備を導入することで受注を拡大する狙いです。
成果RESULTS
ベンダー工程改善の障壁となっていた課題を、熟練者のノウハウを移植したロボットと合わせて合理化することで解決します。自動化が困難だった曲げ加工はヒューマンエラーが多く、全行程の中でワースト1です。自動化によって、寸法違い・逆曲げ、工程不良・角度バラつきといった不具合が防止でき、再製作数も大幅に減少し、納期の短縮にもつながりました。また、原価削減・残業問題・不良削減のいずれについても効果が期待できる計画内容でした。顧客が求める高品質・短納期の実現を通じて、新規の顧客獲得にもつなげる予定です。