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良い会社は、やめられる会社?

2025.12.01更新

こういうタイトルを書くと、「世間を賑わせている退職代行のことか?」と思われるかもしれませんが、そうではありません。

「良い会社」の定義は、時代とともに大きく変わりますよね。一昔前までは、軍隊のように規律を重んじる企業こそ「良い会社」とされていました。毎朝、腹の底から声を出して朝礼を行い、お客様が来られたら全員が即座に立ち上がって深々とお辞儀をする、、、そんな会社です。私はこうした“重厚な社風”も嫌いではありません。ただ、それを今の若い世代が好むかと言われれば真逆なので、途中で方針転換しました…苦笑

一方で、もっと前から「良い会社とは、すぐにやめられる会社だ」という考え方もあります。
スタッフの退職の話ではなく、「いま持っている現預金で、負債をいつでも返し切れる会社」という意味です。実際、中小企業でそこまで財務体質が強い会社は決して多くありません。自己資本比率が高くても、現預金が少ない会社の方が圧倒的に多い、というのが私の実感です。

ちなみに、「節税をすると会社にお金が貯まらない」という話は、節税と称して無駄遣いをした場合の話です。組織再編や保険商品をうまく活用すれば、自己資本の強化にしっかり貢献します。是非、いろいろな情報を集めてみてください。

そして、仮に今「良い会社」でなくても、常日頃意識すれば、長期的には必ず良い方向に向かうと思います。