2025.11.04更新
自分の葬式に何人来て欲しい?と聞かれて、誰でも良いから1000人来て欲しいと答える人はおそらく少数派。
 しかし、現実には家族の希望などから大規模な葬式が行われてきました。
ところがコロナになって人が集まる事が憚れることになり、図らずも本人の希望が実現するようになりました。今や家族葬、小規模な葬式が大勢を占めています。
こうした、
 「誰もがおかしいと思っているけど、慣習的に続いていること」
 は、何かの拍子で一気に変わってしまうのだそうです。
これは大病院を経営する理事長から聞いた話ですが、胃瘻による延命は大多数は望んでいないのに、実際は家族の希望で3割近く行われているそうです。日本の病院を視察したフランスの医師はこの行為を「虐待」と言ったとか。こうした事も何かの拍子で変わるのかもしれませんね。
翻って、もし皆さんの業態が古い慣習やしきたりの上に成り立っているのであれば、大きなリスクを抱えているかもしれません。少し遠くから「なぜうちの会社を利用してくれているのか?」見つめ直すのも大事な事かと思います。
PROFILE
Takuma Suga
代表社員税理士
菅 拓摩
はじめまして 福岡から長崎までわりと広域に活動している税理士です。 社員300名いますが、経営者としても、税理士としても修行中です。