【その他】

事業計画書作成の重要性

2009/12/22

Ⅰ 経営者の皆さん、事業計画書を作成していますか。
 
 これからは、今まで以上に事業計画書の作成が企業経営上必須事項になってきます。ですので、事業計画書を作成していない企業は、ぜひ作成することをお勧めします。それも、銀行提出用に不定期に作成するというのではなく、定期的に、最低でも年に1回は作成することが必要です。

Ⅱ 事業計画書の作成が必要な理由は以下のとおりです。
 
 今までは優れた商品と営業力があれば売上を上げることができる時代でした。景気が右肩上がりのときは、少々無駄なことをやっていたとしてもそれを賄う売上が期待できました。
 
 しかし、日本の国際競争力が相対的に落ちてきて、世界的な不況が続き、さらには商品・サービスのライフサイクルが短くなっている今日、企業は狭い市場の中で厳しい競争を強いられています。経費をぎりぎりまで節減し、売上を上げている部門とそうでない部門をしっかりと見極め、事業の「選択と集中」により少しでも無駄を排除した経営をしなければ、あっという間に経営危機に陥ってしまう時代です。
   
 今の時代は、自社を取り巻く外部環境の変化、市場の動向、会社内部の問題点や課題を定期的・客観的に把握して速やかに対策を講じることが強く要求される時代です。そのために、定期的に会社の置かれている現況を分析し、課題に対する対策を練る契機となる事業計画書の作成が必要条件になります。
  
 また、不景気の時は、経営者のみならず社員も会社の先行きについて不安を覚えます。そのようなときに、現状を正確に反映した実現可能性の高い事業計画があれば、課題と具体的行動方針を全社員で共有し、不安を払しょくしつつ計画実現のために皆で突き進んでいくという体制を社内に作り上げることができます。
 
Ⅲ  難しく考えず、シンプルなところから着手しましょう。
  
 過年度の決算書を並べて、貸借対照表と損益計算書の推移を一覧にまとめてみるだけでも得るものがあります。売上、経費、負債割合等の数字が必ず動いているはずです。それらの動きがはたして経営者の想定した動きと合致しているのか、合致していないとしたら原因は何かを具体的に考えてみることです。
  
 その上で、今後の売上作りのために以後3年あるいは10年のスパンでどの部門に力を入れどの部門からの撤退するのが合理的なのか、目標とする利益を捻出するために削れる経費はないか等を何度も何度も考えます。この考えるという作業の中で知恵が出てきます。
  
 そして、計画書作成後は、計画通りに実行できているかどうかを常に検証し、PDCAのマネジメントサイクルを確実に回していくことが大切です。
  
 ぜひ事業計画書作成作業をきっかけに現状と将来について深く分析してみてください。

                       アップパートナーズコンサルタンツ  高取


お気軽にお問合わせ下さい ご相談は無料です TEL092-403-5544 Webはこちらから