商工中金と融資取引する方法
2009/11/16
日本政策金融公庫の国民生活事業(旧:国民生活金融公庫)や中小企業事業(旧:中小企業金融公庫)と比較すると、商工中金(商工組合中央金庫)は、若干馴染みが薄い・・・という方もいらっしゃるかもしれません。
と言いますのも、商工中金は、事業協同組合のような中小企業団体、あるいはその構成員(組合員など)を対象として金融サービスを提供する政府系金融機関だからです。
日本政策金融公庫の場合、融資取引をしたいと思ったら(契約してもらえるかどうかは別にして)融資の申込はともかくできるわけですが、商工中金は、いずれかの中小企業団体、それも商工中金に出資している(株主である)中小企業団体に所属していないと融資の申込はできません。これが大きな特徴と言えます。
ところで、平成21年10月7日付、弊社が設立事務局となり、九州ビジネスネットワーク協同組合という事業協同組合が誕生いたしました。
理事長 内田延佳〔税理士〕/組合事務局 長崎市曙町4-9,電話 095-861-2054
この九州ビジネスネットワーク協同組合はあらゆる業種の中小企業者にスケールメリットを提供するために設立されました。(中小企業者がたくさん集まることで経費節減効果を生み出す。)
例えば、全国のENEOSサービスステーションにて組合員価格での給油ができる、アスクル利用額に応じて商品券が進呈される、通常は入会金が必要なJTBベネフィットの福利厚生システム「えらべる倶楽部」に入会金なしで加入できる(利用料は必要)・・・などなどスケールメリットを活かした事業を展開しております。
さて、話を戻しますが、九州ビジネスネットワーク協同組合は、近日、単元株式1000株を購入して、商工中金の株主になる予定です。そうすると、この組合の組合員は自動的に商工中金と融資取引できる資格を持つことになります。(注-融資を受けられる約束ではありません。)
九州ビジネスネットワーク協同組合の出資金は1万円、脱退の際は1万円全額返金、会費なし(「えらべる倶楽部」申込者のみ利用料あり)・・・というシステムです。
1万円の出資金で商工中金との融資取引資格ができる、融資交渉の幅・選択肢が拡がるのですから、あえて強く申し上げますが、これは加入するべきです。
注)現在は長崎県内の中小企業者が組合員資格者です。1年後をメドに福岡県・佐賀県に地区を拡大する予定です。
商工中金ホームページ http://www.shokochukin.co.jp/index.html
商工中金は貸出金9兆円を超え、およそ6万9千社の中小企業者との取引実績があります。メガバンクとは言いませんが、中小企業のための巨大な金融機関です。長崎県や長崎市などの公的融資制度の取扱金融機関でもあります。融資取引先(候補)のひとつにするのは貴社にとってプラスであると考えます。
長崎オフィス 経営サポートグループ 荒木貴光


