バトンタッチプランニング
2009/08/15
それは「社長の平均年齢」です。
帝国データバンク「社長交代率調査」によると、資本金10億円以上企業のトップの平均年齢は、1982年から2004年まで63歳と横ばいです。これは事業承継がなされていることを意味しています。
対して資本金1000万円未満の中小企業は1982年の52歳から2004年の57歳と、グンと伸びています。原因の説明はいらないでしょう。後継者へのバトンタッチがなされていないために平均年齢が上がったのです。
2008年中、社長を交代した方は3万2440人いるのですが、社長交代率は2.84%と、7年連続で過去最低を更新中です。
「生涯現役」を否定するわけではありませんが、"平均的に"考えると、次の世代への引き継ぎがなされていない会社は活力を失っていくと言わざるをえません。日本経済全体に漂う閉塞感を打破するキーワードとして「事業承継」を盛り込んでいいと思います。
事業承継はどの企業にも100%訪れる問題ですから、事業承継計画の作成は必須です。しかしながら現社長に切り出しにくいテーマでもあり、「事業承継計画」というとカタくて重い感じもしますね。
そこで「現社長のハッピーリタイアメントの達成」を目標にバトンタッチプランニングをしましょう!・・・というように目標と表現の仕方を少し変えて取り組むのはいかがでしょうか。
今までがんばって来た現社長が、勇退後に悠々自適に暮らすための退職金はいくらなのか、また、その達成には何年かかり、どのような手段が有効か・・・という切り口から入ると、通常の中期経営計画書を作成するような気持ちからすんなり事業承継計画についても検討できるのではないでしょうか。
現社長あるいは創業者は「血を吐き、泥水をすする」ような経験をしながら今日の会社を築いてきたはずです。その方への尊敬と感謝の念を忘れていては事業承継の計画なんてできないし、うまくいかないでしょう。
"事業承継入門"のような気持ちで、弊社とバトンタッチプランニングをしてみませんか?
(64回目の終戦記念日に)
長崎オフィス 経営サポートグループ 荒木貴光
※事業承継のテーマを経営サポートグループとして書かせていただきました。


