日本政策金融公庫「セーフティネット貸付等」の利率引き下げ
2009/06/16
平成21年6月15日(月)より、日本政策金融公庫(以下「日本公庫」)セーフティネット貸付等の貸付利率が引き下げられました。
日本公庫のセーフティネット貸付は、簡単に表現すると、売上や利益が減少している中小企業などを対象にした融資制度のことです。(「経営環境変化対応資金」ほか)
ポイントとして次の三点を挙げさせていただきます。
①第三者保証人等を不要とする場合の上乗せ利率引き下げ 【国民生活事業】
(旧)0.65% → (新)0.35%
今までは、無担保で、代表者のみを保証人とした場合0.65%の利率上乗せがありましたが、それが0.35%に引き下げられました。
(国民生活事業〔旧国金〕の場合)
②業況が特に悪化している方への利率引き下げ(運転資金)
→ 基準利率から0.3%の利率引き下げ。 売上高,売上高総利益率または売上高営業利益率が前期に比べて3%以上減少している場合等に、基準利率から0.1%引き下げられます。
ちなみに、H21.6.15現在の国民生活事業の基準利率(融資期間5年以内)は2.3%です。
※上記の条件でも厳しい場合、ふた月の比較で評価してくれる場合があります。
③雇用の維持・拡大を図る方への利率引き下げ(運転資金)
→ 「雇用維持・拡大計画書」(1枚もの)を提出する方は0.1%の利率引き下げ。
①~③を組みあわせての利率引き下げもあります。①~③に該当すれば、今までより0.7%利率が低くなります。
また国民生活事業(旧国金)では、今まで、融資金額の半分以上の返済をしていないと借入の一本化はできなかったのですが、全体の2割程度を返済していれば借入一本化が可能になりました。ただし、追加融資(おまとめ融資)が条件になります。
平成21年度の補正予算成立により、政府の経済危機対策が具体的に動き出しています。
無理な借入は絶対にするべきではありませんが、借入をせざるを得ない状況においては、少しでも有利な条件の融資を検討・選択していただきたいと思います。
◎日本政策金融公庫 http://www.jfc.go.jp/
長崎オフィス 経営サポートグループ 荒木貴光


