【税務】

大ピンチ!法人税収入

2009/04/01

 昨年9月、米国の一証券会社の破綻をキッカケに全世界が経済恐慌の暗いトンネルに突入してしまいました。明るい出口が全く見えない昨今、日本はただでさえ、数年前からの景気低迷のおもりを引きずっていたのに、円高ドル安の影響から名だたる輸出法人の巨額の赤字発表が続出しています。国の財政基盤を支える税金、その中核的存在である法人税は、次のトリプルパンチで今後の税収確保は極めて困難になってきます。

  1. 多数の大法人の巨額の赤字により税収は超大幅減収。
  2. 中小法人も大幅な法人税率の引き下げ、改正により税収大幅ダウン。
  3. 赤字が生じたら、前年の税額のうち一定の算式で計算した税額を還付。いわゆる「法人税の繰り戻し還付請求」制度の復活。

・・・法人税が一個の組織体とすれば「やぶれかぶれ、もうどうにでもなれーーー」と、うめき声の悲鳴が聞こえてくるようです。

  特に、1については赤字は翌年以降の黒字を埋めていくので、今後数年、もしくはそれ以上、財政危機は継続し、某国みたいに日本も「国家破産」する(もう既に破産しているという意見もある)かもしれません。

  税収の落ち込みを「国債」と国のへそくりである「埋蔵金」で補うにも、あまりにも困難と言うより、不可能です。

  それを回避する道はただひとつ、巨額の累計赤字を抱えていたあの大阪財政を、就任一年で見事に黒字に転換させた橋下知事のような強力な指導者が、国や地方にどんどん出てきて国民の意識改革を実行させて、政治家、国民が一体となり、この難局を乗り越えていくことです。
63年前の荒廃したこの国のゼロの状況を克服した人々のエネルギーの血が、今生きている私たち国民みんなに流れているのですから。

大企業も中小企業も沢山黒字を出して絶体絶命の(?) 法人税を救いましょう。

長崎オフィス  税務相談室  室長  豊崎 孝夫

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